ついでのフィールドノート

2002年5月11日
日進町(昼ごろ)

 自宅(マンション)のベランダに出ると、目の前に電柱のてっぺんがあるのですが、今日はそこにコゲラが来ました。
  てっぺんの部分に細い鉄柱が立っていて、その先端を激しく突ついているので、厚さ2ミリくらいの鉄板が振動して「チュルルルルン♪」「チュルルルルン♪」と高い音が出ています。最初は「あんなところに虫でもいるのだろうか」と思っていたのですが、何度か繰り返してから飛び去ると、また近くの電柱から同じ音が聞こえて来ました。…もしかすると、あれもドラミングなのでしょうか。考えてみれば元々叩く木によって音はまちまちだろうし、響き渡りさえすれば、音質はどうでもいいとか?
 ちなみに鉄柱の側面でなく、先端の内側あたりを叩いていたので、鉄板そのものではなく付属している金属部品を叩いていた可能性もあります。

 
ありがちな電柱
 
薄い鉄板を折り曲げて角柱にしただけ。
こりゃいい音しそう。
しかしこれを叩いて「チュルルルン♪」って音を出すとは、
やはりキツツキのドラミングは速い。
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