ついでのフィールドノート

2002年5月5日(AM)
ぶた公園(横浜市緑区)

 実家から歩いてすぐの公園へ。
 砂場の上にしつらえた藤棚に、キジバトが巣を作っているのを発見。まだ卵は無く、オス(たぶん)がせっせと巣材を集め、メスは巣に陣取ってオスの持って来た木の枝を敷いて行くだけ。時々メスも飛び去るので、身重で飛べないわけでもなさそうですが、役割分担ははっきりしているようです。オスの方も巣から半径10mぐらいの範囲を歩き回れば木の枝を集められるようで、割と楽な労働かも。
 すぐそばに他のキジバトも現われるので探してみると、北側と西側、どちらも20mぐらいしか離れていないところに、他のつがいの巣がありました。…いつものように子供と2人ではなく、奥さんと実家の母親と計4人なので、子供をずっと見ている必要がないおとーさんは退屈しています。…西側のは広葉樹(コナラ?)の枝ですが、北側のは竹の葉の繁ったところに作っていて、少しの風でぐらぐら揺れてます。巣作りの場所を選ばないという意味では、キジバトも強いかも。
 他にはシジュウカラ・メジロ・ウグイス・ヒヨドリ・スズメ

2002年5月5日(PM)
都筑中央公園(横浜市都筑区)

 横浜市北部の丘陵地を切り拓いて開発中の、港北ニュータウンへ。広大な面積のうちにいくつか大きな公園がありますが、この都筑中央公園は特に大きくて車を走らせていても目立ちます。前から気になっていたので、子供と私の母親と3人で行ってみました。
 元々あった里山をそのまま残しつつ整備したらしく、緑が濃く、大きな黒松なども生えています。入ってすぐにある池は元は農業用の溜め池でしょう。駅に面した側は人も多く、よくある都市公園のようにも見えますが、山を登り切った裏側は静かで、私が子供の頃によく遊んだ田舎の雑木林・杉林の雰囲気がそのままになっていました。
 鳥は、桜の大木にコゲラ。たくさんのシジュウカラ・メジロの声に混じって、ヤマガラの声。けたたましく鳴いて飛び去るアカゲラ
 冬ならいろんな鳥が見られそうな所でした。
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