ついでのフィールドノート

2002年4月23日(9:00〜11:00)
西新井

 雑木林に入ると、今日はアカハラがたくさん。小さめの声でさえずってるのも何羽かいます。シリリリ、という地鳴きを聞きながら、先日エナガと思ったのはやっぱりアカハラだったかも。などと思ったり。
 前回たくさんいたカケスがいない、と思ったら林の北の端に束になっていました。数十羽のカケスの群れ。何か興奮状態になって鳴き交わしており、重なりあった声が「ぎゃるるるー、ぎゃるるるー」と聞こえるほど。広葉樹の芽?を、ヒヨドリの群れと奪い合うように食べていました。
 カケスの群れが去ると静かになりましたが、今度は頭の上からツーツージャージャーという声がする。ヤマガラかなあ、もう少しゆっくりした声だったような気がするけど。松の木の上の方で小さな影が動いていますが、よく見えない。と今度は、ヒチーヒチーとゆっくりした、澄んだ柔らかい声が聞こえました。おっとコガラではありませんか。こんなところにいるとは。カケスの物真似でもないようだし、ちょっとラッキー。
 茂った林の中でコガラ、シジュウカラ、アカハラのさえずりを聞いていると、さいたま市内とは思えません。
 他には、シメもたくさん、コゲラ、アオジ、ハシブトガラス
 
2002年4月23日(11:30〜12:30)
三橋公園

 先日見れなかったイワツバメの巣を確認しに行きました。
 彼らの警戒心がどの程度か分からなかったので、とりあえず巣のある辺りから20メートルほど離れた場所(いつも釣りのおじさんがいる辺り)で様子を見る。徐々に近寄ってみましたが、やはりというか、私のことは全く無視して巣に出入りしている様子。7〜8メートルまで近寄ると、橋の下に作られた巣が見えました。
         
     
  コンクリートのカドに作られた巣。真下には既にフンの山が。   ヒナはまだいなくて建築中。巣材をくわえて(口に含んで?)戻って来た親鳥。  
 
 親鳥は全部で10羽以上いるようで、こちらから見えない場所にもいくつか巣があるようです。
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