ついでのフィールドノート

2002年3月12日(16:00〜17:00)
西新井〜大宮花の丘

 午後玄関を出ると、マンションの廊下にドバトらしい白い羽根が多数散らばっていました。見回すと、最上階(8階)の廊下にも地上の駐車場にもたくさんの羽根が…。マンションの管理人さんによれば、朝10:00ごろ、屋上でカラスがドバトを捕らえたそうです。

 夕方、ユニ○ロに行ったので、すぐ近くの花の丘公苑に寄ってみました。西新井というのは公苑の西隣の地域で、この辺りにしては広い雑木林があります。時々アオゲラなども出るそうです。
  私は冬にここに来るのは初めてですが、ちょっと時期も時間も悪かったようです。ハシブトガラス・ハシボソガラスが多数鳴き交わしているだけで、鳥の気配はほとんどなし。しかし、針葉樹の葉の中をつたって移動して行くカケスの姿を見たほか、アカハラ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、ヒヨドリ、キジバト、アオジ、シメなどが現れました。その他、林の奥の地面でハシブトガラスのきれいな白骨死体を発見。うぎょー。

  帰り道は花の丘の中を通り、モズ、ツグミ、カワラヒワ、カルガモ、コサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ。いつもいるコガモはいない…と思ったらメスが1羽だけ。さらに、いつもはここにいないオナガガモもメスが1羽だけいました。

 あらためて西新井を歩いてみると、針葉樹や落葉広葉樹、下草のない明るい林や深い薮のある林が入り混じり、いろいろな鳥が見られそうです。
 

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