ついでのフィールドノート

2002年2月18日(10:00〜14:00)
桶川耕地

 到着してすぐの林と畑の境目で、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、シジュウカラ、コゲラ、ウグイス、モズ、アカゲラとざっと出てくる。しかし、次に行った場所ではハヤブサなどのタカを期待したものの、全く現れません。前回たくさんいたツグミ・ハクセキレイもちょっとしかいません。一方でヒバリは空中でのさえずりを始めています。天気もよく暖かい。アオサギのくちばしもオレンジ色になってる。カシラダカやホオジロが、あまり逃げ隠れせず動き回っていることも、何だか春の渡りに備えているように思えてきます。今年の冬はもう終わってしまうのかな、と思いました。
 が、やがて強い北風が吹き始め、車の外にいるのが辛いほどに。

 たまらず林の中に車で入り込みましたが、ここも風が吹き抜けてきて、鳥の姿も少ない。今回は、この場所の林の中で、冬にどんな鳥が見られるか確認したかったので、ちょっと残念。アオゲラあたり期待していたのですが。

 とりあえず沼と池をまわってキセキレイクサシギカルガモを見て、後は中央の堤防上でタカを待ってみることに。
 ノスリが何度も強風の中を飛びました(うちペア1組)が、オオタカなどは現われず。翼のとがった大きなのが猛スピードで飛んでいくので、ハヤブサ?と思うとカワウだったり(笑)。

 帰ろうかな、と思ったころ、畑の地面近くを飛んでいる大きな茶色いのがいたので、ノスリだな…と思っていたのですが、腰(上尾筒)だけが鮮やかに白い。さっき見たクサシギみたいに白い。思わず車から出て、姿を探して見たのですが、それきり見失ってしまいました。体の色がかなり濃かったこともあり、おそらくハイイロチュウヒのメスだと思います。

 

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