ついでのフィールドノート


※オープンしたばかりのサイトで何もコンテンツが無いのですが、
万が一アクセスされた方がいたら申し訳ない。ので最近のフィー
ルドノートを。
2001年12月2日
家族で伊豆へ日帰り旅行。

紅葉狩りに東伊豆方面へ。伊東駅からバスに揺られて一碧湖(いっぺきこ)へ到着。
山の中の周囲4キロの湖です。周りは森林に囲まれていますが、快晴ということも
あり、明るい雰囲気。日曜日ですが観光客も少なめで、みなさん気持ちよさそうに
湖畔を散策しています。

まずはお約束のペダルボート。
目につくのはアヒルたちですが、岸辺の木陰を直線的に飛ぶ小鳥が。カワセミです
なあ。これもお約束か。水面に低く覆いかぶさった樹木が多く、カワセミ君にはい
い環境でしょう。他に、コサギがすぐ近くから飛びたつと同時に、白いフンをして
くれました。息子(3さい)はウンチウンチと大ウケです(^^)。

次に、湖畔の高台に立つレストランへ。 湖に面したテラスで食事ができるので、
ちょっと寒かったのですがそこで食べました。トビが5羽ほども飛んでいます。
途中の電車からもたくさん見られたので「やっぱりトビが多いなあ。何でうちの方
(さいたま市)にはいないのかなあ。」などと考えていると、突然頭上の低い所に
トビと同じくらいで短い角尾で真っ白なやつが!久しぶりに見るミサゴ!
おおーと肉眼でずっと追うと、しばらく湖の上を帆翔しています。で、改めて他の
飛んでいる奴らをよく見ると、ずっと高いところを、白くてひとまわり小さくて尾
の長いやつが、まっすぐ飛んでいく。オオタカっすね。
やっぱり双眼鏡を持って来るべきだった。と後悔しつつも、満足。

ミサゴが対岸の林の中に降り、奥さんと息子が買い物に行った時、隣の席の女子大
生(?)3人組にシャッターを頼まれる。3人ともけっこー美人。おとーさん幸せ。


2001年11月26日
ひとりで荒川沿いにサイクリング。


さいたまの自宅から荒川を遡り、東松山市の森林公園を目指す。
と、広い田んぼの上を、長い首を伸ばして飛ぶ巨大なやつが!鶴??
が、翼角に白い斑がハッキリと見えた。アオサギでした。首を伸ばして飛ぶことも
あるんですね。
森林公園は非常に広い公園で 、大きな池がいくつもあり、鴨類のほか、それを狙っ
てオオタカなども姿を見せるそうです。で、着いてみてびっくり。池が鴨類でいっ
ぱいなのは想像通りでしたが、対岸の林の一角が真っ白で、しかも枝々にビニール
テープのようなものがたくさん付いて、ヒラヒラと舞っている…。??と思ってよ
く見ると、カワウのコロニーができていて、ビニールテープはカワウを少しでも撃
退するためのもののようです。カワウはみんな上野公園から来ると思い込んでいた
ので、こんなところにコロニーを見てちょっとびっくり。しかし、こちらはバーダ
ーだからすぐに分かりますが、一般の人はこれを見て何だと思うのでしょう。特に
そこを歩いてる、「静かな公園でいい雰囲気」状態のカップル、感想を述べよ。

往復のサイクリングコースからは、チョウゲンボウ計4羽、モズカシラダカなど。


2001年11月18日
家族と「花の丘公苑」を散策。


横浜から、母親と妹夫婦が遊びにきた。近所にある「花の丘公苑」にみんなで行く。
ここはよく整備されたお花畑風の公園。黄色のコスモス(珍しいそうです)などが
一面に咲いてる中を散歩。はじっこの一角で紅葉を楽しんでいると、何かに補食さ
れたらしい小鳥の羽根が散らばっているのを発見。黄色と白・黒が斑になっている。
風切か尾羽根らしい長いものは黄褐色で、その長さからするとムクドリより大きい
かな?と思われたが、何の鳥だか分からない。羽根ばかりで、胴体や足は見当たらず。
帰ってから図鑑を見て、トラツグミだと分かった。 言われてみればその通りですが、
羽根だけだと意外と分からないですね。
ちなみに生きたトラツグミは見たことがありません。



2001年11月13日
ひとりで荒川沿いにサイクリング。


スカイダイビングで有名な「ホンダエアポート」のそばの、サイクリングコースから
見えるところに小さな池があり、そこに鴨類が少々来ている。浅くて水面に出ている
草が多いせいか釣り人もいなくて、それなりに安心できる環境のようだ。今日は
オオバンもいる。と、対岸の林に大きな動くものを発見。ノスリ。 こちらが気になっ
たのか、いつものように数十メートルずつ小刻みに飛んで去っていく。ノスリは茶色
で地味なイメージがありますが、この個体は 翼の上面、翼角あたりに赤みがあって、
なかなかきれいな個体でした。
他に、ノスリをもう1羽と、チョウゲンボウを2羽観察。げんぼー君は大好きな鳥の
一つなので、電柱にとまったりしているのをゆっくり観察。
ちなみに今日は 強風のため走るのが辛く、予定より手前で引き返すハメに。



2001年10月26日
秋が瀬・彩湖へ。

まずはピクニックの森へ。アカゲラを発見、しばらく観察。木の枝ごしに遠くにいる
のでよく見えないが、比較的長い時間見ていられた。その際、「脇腹あたりが汚れた
ような色
で、あまりきれいな個体じゃないなあ」などと思う。
その他にはとくに珍しいものには出会わず。シジュウカラモズなどをゆっくり見
て楽しむ。
彩湖も、鴨類は少なく猛禽も見当たらず。機場近くの堤防に登ってぼんやりしている
と、中学生らしい女の子たちが、マラソン大会なのでしょう、白い体操着の大河のよ
うになって、グリーンパークの方から自分の眼下の道路、更に西岸のビオトープの方
へと、延々と流れて行く。大変だなあ。あれって今になってみると、何の意味がある
んだろう。などと思っていると、突然足もとの草の間から小さな鳥が飛び立ち、不器
用に飛んで機場横の草原の中に逃げ込んで行った。中形のシギみたいなルックスで全身
地味な茶色。クイナかあ。 初めて見ました。浅い水の上を歩いているイメージがあっ
たので、深い湖の脇の乾いた草原にいたのが意外でした。

後日、他の方のホームページを見ると、「秋が瀬にオオアカゲラ出現」というのが
ちょっとしたニュースになっているではありませんか。そういえばオオアカゲラって
脇腹に黒斑があるんですよね。…もっとちゃんとよく見ればよかった…。


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