ついでのフィールドノート
2023年12月2日(土) AM7:50〜9:50
埼玉県南部

 着いてしばらくは姿が見えなかったのですが、現われた雄と思われるハヤブサが高層棟のてっぺんにとまったのをよくよく見ると、そのすぐ上にもう1羽(いつの間にか)とまっていました。明らかに少し大きく、雌のようです。久しぶりに雌を見たので無事だったと安心しました。
 この日は派手なことは何も起きませんでしたが、いくつか気づいたことがありました。
・とまっている雌雄の距離は2mもなく、こんなに接近しているのを見るのはこの場所では初めて。2羽で飛んで空中で交錯することもあり、前回までと少し様子が違うように感じられました。
・雄は、飛び立って周囲をちょっと旋回し、すぐにまた雌のそばに戻る、ということを2回ほど行った。飛んだ先に獲物とかカラスはおらず、何か示威的な飛翔のように見えました。
・雲一つない晴天でしたが、この日も空中(頭上)でハヤブサを見失いました。羽ばたいていると白い翼がチラチラするのでよく見えるが、滑空に入った時なのか、急に見えなくなった。この日見た遥か遠くを飛ぶドバトの群れも、腹側を見せているときは白いのでよく見えるが、旋回して背側になると肉眼では消えたように見えた。白くはっきり見えるので油断していると、突然消えてしまうような感じで、これはこれで隠蔽効果があるのかもしれない…などと考えました。
ハヤブサ
2023/12/02
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