ついでのフィールドノート
2023年11月26日(日) AM8:30〜10:00
桶川耕地

 曇りで寒い、という予報でしたが先週のハイイロチュウヒが気になり行ってみました。
7:08 荒川堤防脇の先週と同じ鉄塔にオオタカがとまっていました。近づきながら「朝は頻繁に使っている場所なのか。いや、同じ個体とは限らないか…」などと考えていたのですが、近くで見たら本当に、明らかに別個体でした。小さいし頭部がハヤブサのように真っ黒に見える。先週のは体色体格から雌かなと思っていましたが、今日のは雄のようです。
オオタカ雄
 ほとんど動かないなと思っていると、7:18、ハクセキレイが1羽で飛んで近寄って来て、大きな声で鳴いて去っていきました。その後も動かず、7:27、突然南東方向に飛び出していきました。
 その場を離れて200mぐらい進んでから振り返ると、オオタカが戻って来ていました。自分も元の位置に戻る。ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシボソなどが周囲で普通に飛び回っていて、ちょっと不思議に思えました。オオタカのいる鉄塔は携帯電話用の低いタイプで、飛び降りればすぐに眼下の小鳥を襲えそうですが、小鳥にはオオタカの様子あるいは位置関係で「安全」と判断できるのか? …と、カラスが一羽近寄ってきて、しばらくオオタカの旋回を旋回して威嚇。しかしオオタカは首をすくめたりするだけで、特に反応せずでした。
カラスに威嚇されるオオタカ
7:50 再度飛び去ったので、こちらも移動。
オオタカ雄と雌
家に帰ってからこの日の雄(左)と前週の雌(右)を並べてみて、大きさの違いに驚く。

8:30 河川敷のいつもの場所に着きましたが、どんより曇って晴れる気配なし、ただ風が無いのでそれほど寒くない。ヒヨドリ、シメ、ベニマシコ、モズなどの声でけっこう賑やか。ノスリの声も聞こえます。ヒバリが空中で囀ったので驚いた。今までも12月頃に声を聞いたことはありましたが、晴れて暖かい日に囀るイメージだったので。
8:51 オオタカ幼鳥が低く通過。
9:33 オオタカ成鳥が遠くを飛ぶ。…その後、細かい雨が降ってきました。これは想定外。
10:00 雨が止みそうでもあったのでだいぶ迷いましたが、撤収しました。
帰りの河川敷で、オオタカ、トビ、コガモ、マガモ、カルガモ、バン、アオサギなど。
2023/11/26
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