ついでのフィールドノート
2023年11月19日(日) AM7:40〜16:00
桶川耕地

 このシーズン初めての桶川。9か月も空きました。
 6:28 荒川堤防に上がったところで、鉄塔にオオタカがとまっていました。結構近寄れたこともあり、じっくり観察。15分ほどじっとしていましたが、最後は糞をしてから飛び去りました。
オオタカ
 
着いてすぐの7:45、遠くの地面近くを褐色の鳥が滑るように切れ味鋭く飛んでいたので「コミミズクか」と見てみると、意外にもハイイロチュウヒでした。この場所では初めて、というより見るのがかなり久しぶり(調べてみたら20年ぶりw)。
ハイイロチュウヒ
ハイイロチュウヒ
 あらためてチュウヒを見慣れた目で見ると、チュウヒとはだいぶ雰囲気が違っていました。チュウヒは少し高いところを悠々と飛びますが、ハイイロチュウヒは低くて速くて敏捷な印象ですね。
7:56 予想したよりも暖かいと思っていたら、ヒバリが囀り始めた。ほかに、ヒヨドリ、ガビチョウ、コジュケイ、アカゲラ、などの声はさかんにしていて、ホオジロが囀ったりと、結構にぎやか。
8:09 カラスに追われつつノスリが通過。
8:36 ミサゴが現われ、いつものように降りてくるかと思ったらそのまま行ってしまった。まあ、今年も来てくれたようでよかった。
ミサゴ
 8:59 遠くでハイタカ雄が上がりました。たぶんオス。
この後、ノスリやトビが時々飛ぶだけでちょっと静かに。トビは1羽ずつの登場で、いつかのように「トビがやたらに多い」感じではありません。
10:42 ノスリを見ていたら、その上空にオオタカのオス幼鳥っぽいのが帆翔している。しかしハイタカのように細長く、おかしいなと思ったらハイイロチュウヒでした。こんな飛び方もするのか。
ハイイロチュウヒ
ハイイロチュウヒ
 11:41 オオタカがゆったり帆翔している…と思っていたらハイタカでした。メス成鳥は大きいのでよく間違える…。
ハイタカ
 このあとは(猛禽は)まったく出なくなり、暖かい(暑い)こともあって1時間ほど寝てしまいました。その後も全然でしたが、15時に南から現れるハイタカを待ってスタンバイ。
15:09 ちゃんとハイタカが南から北に飛んだ。遠いのと逆光で写真は撮れず。オスでした。
16:00 撤収。他には、ハシブト、ハシボソ、メジロ、アオサギ、ダイサギ、ハクセキレイ、スズメ、カルガモ、カワウ、シメ、ツグミ、モズ、アオジなど。羽虫と、蜘蛛の糸の浮遊が多かった。
2023/11/19
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