ついでのフィールドノート
2023年11月9日(木) AM7:00〜8:30 埼玉県南部 |
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なかなか出ないな、と思っていたら7:18、隣のビルの屋上の縁にハヤブサがいるのに気づきました。何か食べているようで、足元は見えませんが鳥の羽毛らしいものも飛び散っています。やがてハシブトが数羽寄ってきて、ハヤブサが足に獲物を掴んだまま飛んでハシブトを追い払い…というということが数回繰り返され、最後にいつもの高層棟に落ち着きました。隣のビルにはハシブトが集まって何かを食べ始めたので、獲物の一部が残された模様。ハヤブサの持って行った部分は写真で見ると鳥(大きさからハトか)の両翼のみらしく、獲物のほとんどの部分を置いて来てしまったのでは…と思いましたが、分厚い胸肉のついた一番いい部分を確保した、ということかも知れません。 |
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そのあとは、高層棟に寄ってくるハシブトを時々ハヤブサが追い払い…という状況が続き、時間切れ。 ちなみに1か月前よりも雌の羽根が整ってきて、雌雄の区別がいよいよつきにくくなってきました。図鑑には、雌雄で大きさが違う、胴体が太い/細いとありますが、野外で見分けるのはかなり難しいのでは…。 |
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こちらが雌と思われる個体。尾羽の外側から2枚目が短い。初列風切は一番外側と10枚目が短い状態らしい。時々オオタカのような翼が丸っこい写真があるのはそのせいか?
尾羽は外側から2枚目(R5)が最後に、初列風切は一番外側と一番内側(P10とP1)が最後に抜け替わるとのことなので、これらが伸びきったら確実な判別は無理になってしまうのか…。 |
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こちらが雄と思われる個体。尾羽は概ねきれいに揃っている。左の初列風切外側から7枚目(P4)のあたりに、10月には無かったわずかな段差か隙間のようなものが出ています。またこの時は食事の直後でそのうが膨らんでいます。
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2023/11/09 HOMEへ |