ついでのフィールドノート
2023年10月22日(土) AM6:30〜9:00 埼玉県南部 |
|
前回の「棚」の部分にはハヤブサの姿なし、とすぐにハヤブサが2羽現われ、空中戦を始めました。緩い感じの空中戦で、いったん離れたり、絡んだ時に「ピリピリッ」と聞こえる声を出したり、しばらく2羽とも姿が見えなくなったり…といったことを何度も繰り返し、最後に6:53、雌らしい方が西の方に飛び去って終わりました。体格に大小があるように見えたので、またオオタカの求愛飛翔などにも似ていたので、ここに居ついているペアの求愛飛翔だと思って見ていたのですが。 |
|
|
|
|
|
家に帰って写真・動画を見ると、何かおかしい。雌の方は尾羽が不揃いだったり風切の傷みが目立つはずなのに、2羽ともきれいな羽根をしています。 |
|
|
|
|
|
下の2枚は同じシーンから切り取ったもの。
|
|
しかも雌?には下面に縦斑が…。どうやら大きい方は幼鳥で、3羽目の登場だったようです。この幼鳥は雌なのか体格のいい雄なのか…前者ならば既につがい形成している雄成鳥に求愛していたのか?後者であれば分かりやすい若い雄の縄張り侵入でしょう。見た印象としては前者かなと思いました。いずれにしてもこんな市街地に3羽目が現れるとは思っておらず驚きました。しかし考えてみるとハヤブサが都会に進出していて、毎年の幼鳥は縄張りやパートナーを求めて移動するのだから、当たり前の話ですね。 |
|
|
|
この2枚は別々のシーンで写っていた幼鳥の縦斑。
|
|
この日は7:29以降に何度かハヤブサが現れましたが、いずれも成鳥でした。 ほかに、上空にチョウゲンボウ、カワウ、地上にジョウビタキ、シジュウカラ、イソヒヨドリ。 |
|
2023/10/22 HOMEへ |