ついでのフィールドノート
2023年2月6日(月) AM7:50〜16:30
桶川耕地

7:56 いつもの場所に着くすぐ手前で、オオタカ成鳥が対岸にとまっているのを発見しました。距離80mくらいで近いですが、こちらが停まってカメラを構えても動かない。対岸なので警戒が薄いのかも。
オオタカ成鳥

1時間ほども落ち着いて(羽繕いなどもせず片足を上げて)じっとしていたので、太陽が移動し、顔や瞳に光の当たった凛々しい写真も撮らせてもらいました。目先が白く体も大きかったので、おそらくメスと思われます。その後8:50過ぎ、やおら眼下の水面のカモの群れ?を襲い、3回失敗し、そのまま飛び去りました。水面に何かの羽根が流れていきカルガモのような声も聞こえましたが、枝に遮られて、獲物が何だったのか、なぜ数秒ずつおいて3回もほぼ同じ場所に突っ込んだのか(獲物は逃げなかったのか)、分からなかった…。
9:05 いつもの場所に到着。猛禽は遠くにノスリが見えるだけですが、ヒバリがさえずり、ヒヨドリ、ベニマシコ、シジュウカラ、アカゲラ、ハクセキレイ等々の声や姿があり、鳥の気配はあります。
9:41 ノスリが地面に舞い降り、足元から羽根が舞い上がったので獲物を捕った?と思ったのですが、よく見ると既にそこに食痕があり、ノスリは食べ残しを得るために降りてきたようです。しかしすぐにハシボソが1羽やってきて、ノスリは追い払われてしまいました。
ノスリとハシボソガラス

10:00 消防のヘリがいつもよりずっと低いところに来た、と思ったら懸垂訓練を始めました。ご苦労様です…が凄い爆音で鳥は無理かな、と思っていたら、10:18、ハイタカが上がりました。どんどん高く上がりましたが、この時は2分ほどで降下していきました。体色は成鳥オスっぽい。
ハイタカ

10:58 高いところにハイタカが上がりました。逆光でよく見えない、と思っていたら見失った。あとで写真を見ても雌雄もちょっと見分けられませんでした。
11:19 またまたハイタカが飛んだ。青い空に白い雲、その下をゆっくり帆翔するハイタカ、とてもいい景色ですが、最後はまた高さと逆光で見失いました。雌雄分からず。
11:28 さっきとは反対方向でハイタカが上がった。やはり高い…1分ほどで見失いました。オス成鳥の可能性高い。
矢印状の雲

ヘリの訓練も終わり静かになりました。昼の時間帯でもう出ないかなと思ったら、12:54、またハイタカが上がりました。今回も高すぎる…。オス成鳥の可能性高い。 
ハイタカ

朝もあまり寒くなかったですが(最低3℃)、昼過ぎになって暑いほどに。平日のせいか自衛隊機も多く、猛禽は出ませんがあまり退屈しない。
14:03 ハイタカが低いところに上がり、しかも近づいてくる…今度こそと思ったのですが、頭上に来た時にはかなりの高さ。メス型であることは確認できました。
ハイタカ

夕方に低いところをハイタカが飛ぶかと思い待ってみましたが、その後はノスリが飛んだ程度。
16:30 撤収。
ほかには、トビ、タゲリ、ダイサギ、アオサギ、ビンズイ、シメ、アオジ、モズ、エナガ、キジバト、ガビチョウなど。

懸垂訓練をする消防のヘリ
自衛隊機
2023/02/06
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