ついでのフィールドノート
2023年1月3日(火) AM8:00〜14:10
桶川耕地

天気予報では風速2mとのことだったのですが、着いてみると無風。富士山がはっきり見える快晴で気持ちいいですが、やはり鳥の気配は少ない。遠くの高木でノスリがじっとしています。
8:40 ミサゴが現れた。結局今シーズンはチュウヒが出なさそうで、コチョウゲンボウも見ていませんが、ミサゴを見る機会が増えているのはありがたい。
8:44 オオタカ成鳥が西側の沼の方から現れ、猛スピードで僕の目の前を横切って、300mほど先にいたキジバトの群れを襲った。狩りは失敗し、そのまま帆翔しつつ去っていきました。オオタカは最初に6〜7mの高さまで上昇しそこから低空を飛んで行き、キジバトの視界には入りそうなコースだったのですが、直前にいたるまで意外にキジバトは気づかなかったように見えました。
キジバトに向かって突っ込むオオタカ
無理とは知りつつ、やはり撮ろうとしてしまう。

このあと、延々と静かな時間が流れる。途中、今日もタゲリが降りてきた。
10:21 タゲリが一斉に飛んだので上空を見たら、オオタカ幼鳥が飛んでいました。
オオタカ幼鳥

10:26 またタゲリが警戒声を発して飛び、今度はノスリでした。
10:30 風が吹いてきた。

今日はタゲリが少しずつ増えて、10羽ほどに。
11:35 ヒメアマツバメが現れ、しばらく飛び回ってから去っていった。
11:46 タゲリの群れの真ん中にハシボソが降りてきましたが、タゲリは全く動揺せず。
タゲリとハシボソガラス

12:03 タゲリの真上をノスリが飛びましたが、今度は全く無反応。
12:30 やっとハイタカが現れました。  
ハイタカ
ゆっくり近づいてきてタゲリの真上あたりにも来たのですが、タゲリは特に反応しなかったようです。以前に突然現れたハイタカで逃げたところを見たこともあるのですが。遠目で確認できれば危険かどうか判断できる、つまり遠くてもタゲリはオオタカとハイタカを見分けられる、ということでしょうか。

タゲリはまた少し増えて、気づくと20羽になっていました。日当たりもよく距離も近く、タゲリファンの人なら喜ぶ状況ですが、僕としては前回のようにこのタゲリを目がけて猛禽が来ることを期待…。
13:17 ミサゴが北から現れた。だいぶ距離を取りつつ、2羽で飛んで来ました。一方は手ぶらでしたが、もう一方は魚を持っていました。高度を上げつつ、南に去りました。
ミサゴ

13:27 東の方からオオタカ幼鳥が接近し、目の前を通過して西へ。
オオタカ幼鳥

ダメ元で、なおも粘っていましたが、14:11、それまでは一斉に飛んでもすぐに戻っていたタゲリが三方向に分かれて飛び去ってしまい、ここまでで撤収しました。
2023/01/03
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