ついでのフィールドノート
2022年2月23日(水) 8:20〜17:00
埼玉県中部

 朝早めに来てみたところ、着いてすぐにオオタカが2羽、人の背丈ほどの高さを前後して飛んで行きました。 この時は仲良く飛んで行くように見えたので、雌雄ペアかなと思いました。
 この後、遠くでオオタカの交尾の声が何度も聞こえて来るものの、出てくることは無く。 11時前と14時半ごろにそれそれ1羽が近くを飛んだのみ。 すぐ近くに現われたモズのペアを見たりして過ごす。
モズ雄
モズ雌

 全然猛禽が出ませんが、3時になったらきっとハイタカが出る。と思って待っていると、15:10、本当にハイタカの雄が現われました。 しかし風が強くて飛ぶのが速く、あっという間に飛び去る。 写真では喉元が大きく膨れており、獲物を食べた直後であるようでした。
15:34 チュウヒが近くを飛んだ。
 しつこく待っていると16:18、またハイタカ雄が現われました。今度は速いながらも旋回したり急降下したり、急に進路を変えたりといろいろやりながら飛び去りました。
ハイタカ雄
 午後3時から4時ぐらいにハイタカを見ることは非常に多く、またその際に”そのう”が膨らんでいることも多く。 夕方に狩りをした後、自分の行動圏を一回りするような習性でもあるのでしょうか。
16:21 ハイタカを見送って視線を周囲の樹々に戻すと、すぐ近くにオオタカがいました。 幼鳥と成鳥の2羽がいます。
 成鳥が相手を威嚇するように幼鳥のそばを飛んだかと思うと、2羽が掴み合うように絡まりながら落ちて、そのまま追いかけ合うように飛び去りました。 緩い感じの遊んでいるような空中戦に見え、雌雄ペアなのかなと思ったのですが、写真を見ても自分の知識では雌雄が分からず。 この時期の雄同士(雌同士)の戦闘にしてはヌル過ぎるように思えたのですが、どうなんだろう。
オオタカ幼鳥
オオタカ成鳥
同じ木の別の枝にとまっているのを望遠で撮っているので、距離の遠近はほぼ無視していいはずなのですが、
幼鳥は体の大きさが同じかやや大きいのに、頭の大きい体形が雄っぽく、成鳥は肩幅があって雌のように見える。

 朝からスカスカだったけど夕方にちょっと面白いものも見られて満足。 しかしこのあと自転車がパンクして、買ってあった充填剤というのも使い物にならず、2時間も歩くハメに。パンク修理セットを買うか…
2022/02/23
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