ついでのフィールドノート
2021年1月10日(日) AM10:30〜16:00
桶川耕地

 今年の冬は(南関東では)あまり寒くなかったのですが、この日は空気が冷たく風もあり、本格的な寒さ。指先が冷たい。
 着いてみると、目の前の畑にタゲリが10羽ほど。 と、近くでヒバリが囀りました。寒くても囀るのですね。
10:56 チョウゲンボウが現れ、目の前で停空飛翔を始めました。 距離が近いのはいいけど、いつも逆光や顔が陰になった写真になるな…と思ったのですが、考えてみたら彼らも太陽を背にした方が地上を見やすいので、当たり前ですね。
チョウゲンボウの停空飛翔

11:19 遠くをオオタカが飛びました。
11:38 再度チョウゲンボウが現れ、長い時間停空飛翔を繰り返す。 何となく同じ個体のように思って眺めていましたが、写真を見たら尾の模様が異なり、別個体でした。
チョウゲンボウの停空飛翔

12:29 ハイタカが現れ、帆翔しましたが、ちょっと遠い。
ハイタカ

13:04 南側の空、かなり遠くでゆっくり帆翔する猛禽がいる。ハヤブサでした。
ハヤブサ
13:28 やはり南側かなり遠くで、ゆっくり帆翔する猛禽が見えたのでさっきのハヤブサかと思ったら、ハイタカでした。
13:44 また、はるか遠くにハイタカ。
14:00 13:41ごろ、遠くの木の枝に白いお腹が見え、近くにいるアオサギの連れかと思ったのですが、14:00に逆光を避けるために位置を変えたところ、オオタカと判明。
14:28 オオタカの目の前の地上に、キジバトの小群が来ましたが、何も起きませんでした。
オオタカと眼下のキジバト

14:36 ヒメアマツバメが2羽、飛んで行きました。
14:50 北側にハイタカが現れ、低めのところを旋回しながら近づいて来ると思ったら、急にスピードを上げて僕の真上に。 南側で再度旋回した後、林の方へ急降下して見えなくなりました。 やはり速すぎて、写真は撮れない…。AFの性能もありますが、連写するとすぐに保存待ちモードになるので、判断が難しい。
ハイタカ
光や距離は好条件だったのに、一番マシなのがこの1枚。

15:13 チュウヒがこの日初めて現れました。
15:16 ハイタカが通過。
15:17 さきほどのチュウヒが、近くに寄ってきた。 遠目に見たときは、今年よく見かける「頭が黒、背面が青みのある濃茶、腰が白、下面が灰白」の個体かと思ったのですが、全体に茶色っぽく、腰が白く、下面がやや白っぽい、初めて見るタイプの個体でした。
チュウヒ

 この日は結局1日中、タゲリが目の前の畑に10数羽おり(ハイタカやノスリが真上に来ても逃げ散らず)、ほかにハクセキレイ、ヒバリ、タヒバリなども降りてきていたようでしたが、16:00まで粘ってみても猛禽がそこに突っ込んでくることはありませんでした。
 ほかには、ノスリ、トビ、ハシブト、カケス、モズなど。
2021/01/10
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