ついでのフィールドノート
2020年5月20日(水) 
さいたま市大宮区

 ベランダのシジュウカラの巣、18日(月)は雛の声がしていましたが、19日(火)は出社日のため全く様子が分からず。 20日(水)朝、全く声がしなくなっていました。 昨日か今朝早く、巣立ったのかな?と思いつつ昼休みに巣箱を開けてみました。
巣材がぎっしりのシジュウカラの巣箱

 まず意外だったのは、巣箱の半分ほどまでぎっしり巣材が詰まっていたこと。 過去に見た巣の様子から、シジュウカラは深い巣穴が好きなのではないか、と推測してあえて縦長の巣箱にしたのですが、ちょっと深すぎたようです。 この量を持って来るのは大変だったでしょう。
 次に巣を覗き込んでみると、雛が複数死んでいるのを発見。 すわ全滅か、と思ったのですが、取り出してみると死体は4羽で、それぞれ明らかに成長段階が異なります。 どうやら、巣立ちまでの間に1羽ずつ死んでいったようです。 シジュウカラの1回に産む卵数は平均8〜10とのことで、また半数前後は巣立ちに至らなかったという調査結果もあったので、たぶん、半数ほどが死に、他の半数が巣立ったのでしょう。
 なるべく刺激しないようにしていたためですが、巣立った確信が持てないのは少々残念。

 またこの日16:17、在宅勤務する窓の外から、ホトトギスの声が聞こえてきました。
2020/05/20
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