ついでのフィールドノート
2019年3月20日(水) 11:45〜17:20
埼玉県中央部

 「晴れ/気温20℃/風速2m」の予報。前日に入手した2枚目の迷彩ネットも持って行く。 途中、17号バイパス上空を2羽のツバメが飛ぶのを見ました。今年の初認です。
 着いてみると、100mほど離れたところに先客がいて、足の速そうな犬までいます。 これは参った…と思ったものの、先客が午後までずっといる可能性も低いので、カモフラネットを張って、待機。 しかしながら、遠くでオオタカの声が聞こえるものの、近くに来るわけはなし。
 哀れんでか、背後の下草の無い明るい林にジョウビタキ、シジュウカラが来てつきあってくれます。
ジョウビタキ オス
 ネットを張った林は枝ぶりの粗い落葉樹なので、日光がダイレクトに当たり、けっこう熱い。 この場所で春過ぎまで潜んでみたら結構面白いかも、などと思っていたのですが、そういえば日光/暑さ対策を考えていなかった。

13:37 ついに先客が帰る。すぐにもオオタカが来るような気がしましたが、意外に何も起こらない。 チュウヒはもういないでしょうが、トビやノスリも飛びません。 さえずりの上手になったウグイスの声だけがにぎやかです。
14:25 ノスリが頭上を通過。
14:33 戦闘機の爆音が頭上で聞こえたので見上げると、遠くで猛禽が帆翔しているのが目に入りました。 さっきから鳴いているオオタカが飛んだのだろうと思ったのですが、見てみるとハイタカっぽい?
ハイタカ

14:57 また猛禽が帆翔を始めた。 高度を上げず、旋回しながら西→北へ移動していきます。 これは明らかにハイタカと分かります。
ハイタカ
ハイタカ

15:53 頭上を小さめのタカが横切り、100mほど先の枝にとまった。ハイタカの幼鳥でした。 あまりキョロキョロせず落ち着いて見えたのですが、3分ほどで飛び去りました。
ハイタカ
とまるところを見ていたのに、見つけるのに手間取った。
体が小さく、また背中の白い斑も意外に保護色になっている。

 このあとは特に何もなく、まだ明るかったですが、17:00過ぎに撤収しました。
2019/03/20
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