シジュウカラの巣のページ


… 2008年6月15日(日) …

 スズメが休んで行ったあとは、巣箱に鳥が入る様子無し。時期的に遅かったかな…と思いつつ、ツミの巣を見に実家へ行ったので、近くのシジュウカラの巣をもう一度見てみる。GWには口元の黄色いヒナがいましたが、今はもちろん空っぽ。

巣の作られた筒は、傾きはちょうど45度。直径は約8センチ。
軟らかいプラスチックでできているので、横から開くことができた。入り口から巣の座面まで約70センチ、巣材の厚み約40センチ。普通の巣箱に比べると、かなり深い穴でもいいことが分かります。
巣材は針葉樹の葉で、産座あたりには犬の毛らしいものが使われている。針葉樹の葉はすっかり茶色になっていて、昨年からのものと思われます。
   
 産座を見ると、小鳥の白骨死体が1つ…。「この間見たヒナのうちの1羽が巣立ちに失敗して死んだのかな、可哀想に」と思ったのですが。家に帰ってから気づいたのですが、たった40日であんなきれいな白骨死体ができるとは思えません。死体が昨年のヒナなのか、ねぐらに使った別の鳥(スズメなど)なのか分かりませんが、今年のヒナたちはあの白骨死体の上に座って育ったのかも知れません…。
   

 


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